当院では月に一度、院内ミーティングを行っています。ミーティングでは、連絡事項および業務内容の確認をしたり、スタッフ一人ひとりに今月の反省と来月の目標などを発表してもらったりしています。また、ミーティングの最後には歯科衛生士による院内勉強会を行っています。
今回のテーマは「妊娠中の患者さまへの対応」。
妊娠中は歯科治療をしても大丈夫なのか、麻酔や飲み薬、X線撮影が胎児に影響を及ぼすことがあるのかなど、多くの疑問や不安があると思われます。妊娠中はホルモンバランスの変化などが影響し、妊娠していない時よりも、些細なことにも非常にナーバスになってしまうことが多くあります。ですので、妊娠に関する知識を持って治療に当たることは非常に重要です。今回の発表では胎児の発生(妊娠何週にどのような器官が形成されるのかなど)、妊娠による口腔内環境の変化、歯周病と早産および低体重児出産の関係、薬剤使用の注意点、歯科用X線撮影による放射線量について等々。専門的で難しい内容も含まれていましたが、非常に大切な内容をスタッフ全員で共有できた事はよかったと思います。
妊娠中の患者さまが、安心して丁寧で親切な治療を受けることができるよう、今回勉強したことを踏まえ、治療に臨みたいと思います。
また、当院には事務長や私を含め、妊娠出産を経験したスタッフが複数名おります。院長や三上先生といった男性ドクターも妊娠中の奥さんの様子を間近で見てきた経験があります。どんな些細なことでも構いません。心配事は質問してくださいね。
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