数年前、数十年前に他院で矯正治療したけれども、前歯のデコボコが再発してしまった、前歯に隙間が出来てきてしまった、つまり後戻りしてきてしまったという再治療のご相談を受けることがしばしばあります。
治療を終了した時期や治療期間、元々のかみ合わせの状態に関わらず、基本的に矯正治療終了後はリテーナー(保定装置)といって、キレイに並べた歯をその位置にとどめておくための装置を用います。
この装置を使用しないでいると、100%と行っていい程、後戻りを起こしてしまいます。
このように、過去に一度矯正治療をしたけれど後戻りをしてしまった方など、歯列不正が軽度の患者さまにはマウスピース矯正(インビザライン)をお勧めしています。
マウスピースは以前付けていたような装置ではなく、歯みがきやお食事の際には取り外しが可能ですので、使用感が随分いいかと思います。
後戻りが気になるけど、また歯の表側に矯正装置を付けるのには抵抗があると思って、そのままにされている方、一度相談にいらして下さい。お口の中を拝見ささせて頂いた上で、詳しくご説明致します。
ちなみに、このリテーナー。様々なタイプのものがありますが、当院では取り外し可能なタイプと、固定式のタイプの2種類を併用して頂いております。前者はおよそ2年、後者はおよそ5年間の使用を推奨しています。これだけの期間、きちんと管理させて頂ければ、ほとんど後戻りの心配はありません。
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