皆さん、ご自身の横顔をきちんとご覧になったことはあるでしょうか。
女性の方であれば、毎日入浴の際や、お化粧の際にご自身のお顔を見ているかもしれませんが、どんなに美意識の高い方でも、横顔までチェックしている方は少ないのではないかと思います。
しかし、他人から見られるお顔は、横顔の方が圧倒的に多いのです。
矯正治療の治療方針立案の際には、上あごと下あごの前後的な関係や、歯のデコボコの程度だけでなく、横顔、特に口元の突出感も考慮して決めるのです。
そのひとつの指標に「エステティックライン;E-ライン」というものがあります。これは、軟組織側貌とくに唇の位置の審美的評価をする際に用いられる基準線のひとつで、リケッツ(Ricketts)により提唱されたものです。簡単に言うと、鼻の先とあごの先を結んだ線のことで、このE-ラインからの唇の突出や後退の程度により側貌上のバランスの良否、つまり美しい横顔を二次元的に判定する方法を意味しています。一般的に、日本人の調和のとれた側貌はこのE-ラインに対して、下口唇が軽く触れ、上口唇が2〜3mm後方に位置すると言われています。
口元が突出している場合には、必要に応じて矯正治療により抜歯をして、口元を下げてきたりもするのです。
ご自身の横顔、E-ラインに対してどのようでしょうか?
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