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2014.01.02更新

 

叢生(歯のガタガタ)のイメージとして八重歯を思い浮かべる人は多いでしょう。
八重歯は歯の萌出スペースの不足によっておこります。上顎犬歯の生え変わりは最後のほうであることが多く、それまでに生え変わった永久歯でスペースを消費してしまうと、並びきらずに歯列の外側から出てきてしまいます。これが八重歯(犬歯低位唇側転位)です。

八重歯でスペース不足だからといって犬歯を抜歯することはほとんどありません。もちろん可能であれば非抜歯で並べますが、不足の程度が大きいと抜歯を選択しなければならないかもしれません。その際は小臼歯抜歯になることがほとんどです。犬歯は下顎の側方運動時(顎の左右の動き)に機能する大切な歯だからです。
顎を動かす時にしかっり犬歯でガイド(犬歯誘導)させてあげられるかが、かみ合わせを作るうえでは重要です。

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投稿者: 医療法人社団愛悠会

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