皆さん、ご自身の横顔をきちんとご覧になったことはあるでしょうか。
女性の方であれば、毎日入浴の際や、お化粧の際にご自身のお顔を見ているかもしれませんが、どんなに美意識の高い方でも、横顔までチェックしている方は少ないのではないかと思います。
しかし、他人から見られるお顔は、横顔の方が圧倒的に多いのです。

矯正治療の治療方針立案の際には、上あごと下あごの前後的な関係や、歯のデコボコの程度だけでなく、横顔、特に口元の突出感も考慮して決めるのです。

そのひとつの指標に「エステティックライン；E-ライン」というものがあります。これは、軟組織側貌とくに唇の位置の審美的評価をする際に用いられる基準線のひとつで、リケッツ(Ricketts)により提唱されたものです。簡単に言うと、鼻の先とあごの先を結んだ線のことで、このE-ラインからの唇の突出や後退の程度により側貌上のバランスの良否、つまり美しい横顔を二次元的に判定する方法を意味しています。一般的に、日本人の調和のとれた側貌はこのE-ラインに対して、下口唇が軽く触れ、上口唇が2〜3mm後方に位置すると言われています。

口元が突出している場合には、必要に応じて矯正治療により抜歯をして、口元を下げてきたりもするのです。

ご自身の横顔、E-ラインに対してどのようでしょうか？

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今朝の日本代表の結果に、午前中の仕事に気合いが入らなかったという方も多くいらっしゃるのではないかと思います。斯く言う私もその一人です。

日本代表の本田圭祐選手が、数年前に「歯」についてのインタビューに答えていた記事があったのでご紹介します。(参考：健康な歯になるポータルサイト ハッピードットネット)

インタビューの中で、本田選手はご自身の歯について、自分のクオリティを最大限まで出せるということに関しては、歯の噛み合わせが重要であったり、歯自体が強くなければいけないと思うと語っています。シュートを打つ瞬間には奥歯に力が入るし...とも。
また、ご自身の歯並びについても語っており、下の歯の歯並びが悪いことがコンプレックスであるそうです。

やはり、世界で活躍されている方々は、歯の健康への意識も高いですね。

以前にもこのブログに書きましたが、スポーツパフォーマンスと歯並びは非常に密接に関係していると言えます。サッカーでのシュートの瞬間、野球でのバッティングの瞬間、テニスでのスマッシュの瞬間、ゴルフでのドライバーショットの瞬間などなど...。奥歯をしっかりと噛みしめて行うスポーツは数多くあります。その際、きちんとしたかみ合わせの方が良さそうですよね。事実、そのような研究報告もされています。

また、最後に本田選手は自身が子どもの頃、歯のことを気にしてこなかった分、今の子どもたちには、小さな頃から歯に対する意識を高く持ってもらいたいとのメッセージを送っています。

スポーツ少年、少女の皆さん、競技の上達とともに、自分の歯並びのことを少し考えてみませんか？

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生まれつき永久歯の本数が少ない方がいらっしゃいます。
先天欠如と言って、その好発部位は上下顎側切歯(前から2番目の歯)や第二小臼歯(前から5番目の歯)です。
永久歯が先天欠如していても、乳歯の本数に問題のないことはよくありますので、
歯の生え変わりが遅いことや、何かの機会にお口全体のレントゲン写真を撮影することで気がつきます。

子どものうちから歯の本数に異常があることが把握され、矯正科医の管理が行われていれば、大人になった時の最終的なかみ合せを考える際に、歯の足りない部分を矯正治療で閉じてくるのか、もしくは乳歯を温存するのかなどの選択肢を増やすことが可能です。

お子様の歯の生え変わりが遅いなと感じていらっしゃる場合には、早めに矯正科医に相談して下さい。

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これまでの矯正治療では、例えば上顎前突(出っ歯)を抜歯して治療しようとした場合、前歯と奥歯を引っ張り合いっこをして、出っ歯を治していく方法が主流でした。
またこの時、抜歯した隙間に向かって奥歯がうしろからずれ込んで来ないよう、ヘッドギアなどの頭からかぶる装置が多く用いられてきました。
ですが、この装置は外出時に使用できなかったり、使い忘れてしまうことがあったりして、患者様の協力が得られない場合、十分な治療効果を得られないこともありました。

しかし、「インプラント矯正」は、小さなネジを歯ぐきにいれ、これを絶対的固定源として治療を進めていきます。
今までの方法とは異なり、奥歯に力がかからないので、抜歯して出来たスペースすべてを前歯を引っ込めることに使えますので、出っ歯の治療に非常に有利になり、より確実で精度の高い治療結果を得ることが出来るようになるのです。

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指しゃぶりはほとんどのお子様に見られますが、この癖が永久歯がはえ始める就学期以降も続いた場合、かみ合わせに問題が認められるようになることがあります。

例えば、
上の前歯が外側に、下の前歯が内側に傾斜し、出っ歯になったり(上顎前突)、
上の前歯に隙間が出来たり(空隙歯列)、
上の前歯と下の前歯が噛み合わなくなったり(前歯部開咬)、
上の歯並びが狭くなったり(歯列弓狭窄)します。

どれも、程度がひどくなりますと、矯正治療が必要となってくることがあります。
指しゃぶりがなかなかやめられないなど、お子様のお口周りの癖で心配なことがありましたら、ご相談ください。私たち歯科スタッフも、ご家族とご一緒に、お子様の癖を治すことにご協力していきます。

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矯正治療を始める前には必ず「検査・診断」というスッテプを踏まなくてはなりません。

歯が痛くて歯医者さんに行けば、おそらくその日にむし歯を削って治してもらえると思います。しかし、歯並びを治したいと言って矯正歯科医院へ来院しても、すぐに矯正装置をつけて治療開始したりはしません。

まずは顎や歯のレントゲンを撮ったり、口や顔の写真を撮ったり、歯型をとったり、かみ合わせのチェックをしたりして現状の把握をします。
その後、歯を抜かずに治療が出来るのか、抜くならばどの歯を抜くのがいいのか。
また、どのような装置を用いて治療するのが効率的なのかなど、精密検査の結果とにらみ合いっこをしながら、治療方針を決定します。その際には、ドクター同士で意見交換をしながら、患者様一人ひとりにとって、最良の治療方針を決定するのです。

検査をしてから矯正治療スタートまでに、少々お時間を頂いておりますが、
この治療方針の決定は、今後の治療に大きく関わるため、慎重に熟考することが必要なのです。

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昨日、矯正治療が終了した患者様のお母様からご丁寧な感謝のお言葉を頂きました。
娘さんは、全身疾患をお持ちの方で矯正治療のリスクが高いため、そのデメリットもご理解頂いた上での治療となりましたが無事終了することができました。

いままで、ご病気の治療で痛い思いやつらい思いをしてきたので、娘さんには矯正治療でさらに痛い思いをさせることに心を痛めていたそうです。
ところがもぎ矯正歯科医院での矯正治療では痛みも全くなく、覚悟していたリスクも起こらなかったとのことで、非常に満足していただいた様です。

矯正治療は審美的な面がよく話題にあがりますが、矯正治療はやはり歯科医療なのです。
全身疾患などでいままでつらい思いをしてこられた患者さまは多くいらっしゃいますが、そのような方々に喜んで頂けることは歯科医師にとって大きな喜びになるのです。

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矯正治療は口の中全体のかみ合わせや歯並びを改善していく治療と考えられていることが多いですが、局所的な歯科治療としても歯列矯正は重要となることがあります。

例えば奥歯を何らかの理由で失い、長期間そのままにしておくと前後の歯はその隙間に向かって傾斜してきてしまいます。
いざ歯科治療で歯を入れていこうとしても(補綴治療といいます)前後の歯が傾いてきているので歯一本分の隙間がなかったり、傾斜強すぎてブリッジの土台に使えなかったりします。

このような場合、補綴前処置としての歯列矯正が効果的です。傾いた歯を起こし、隙間を確保することでより、形態の優れた人工歯をいれることができるのです。
当然、周囲歯の状態を整えてから入れた歯の方が歯の寿命が長いのは言うまでもありませんよね。

全体矯正の必要はないが、歯医者で歯の傾きや歯の位置の異常によって、良い歯を入れるのが難しいと言われたら、必ず矯正歯科に一度相談しましょう。
部分矯正治療することで、費用、期間を抑えることができるかもしれません。

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矯正治療の際には抜歯をしなければならないことがあります。
大きいデコボコを解消するための場所作りや、出っ歯を下げるためなど理由は人それぞれですが、健康な歯を抜くからにはそれに勝るメリットがあるのです。
もちろん非抜歯による矯正治療にもメリットがありますので、患者様とよく相談してからご納得の上で矯正歯科治療計画を決定する必要があるでしょう。

大切なことは、だれもが非抜歯矯正が可能ではないということです。
これは矯正歯科医師の技術や矯正器具の善し悪しの問題ではありません。
人間の口の中のことですので、機械で作った模型の歯並びのようにはならない方もいらっしゃいます。

患者さま一人一人にもっとも適した歯並びをいかに審美的かつ機能的なものにできるかどうかが矯正歯科医の技術と知識、経験の差なのです。

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3月21日(金曜・祝日)に矯正無料相談会を開催したいと思います。

歯並び、かみ合わせが気になっている方は是非起こしください。
当日は、通常診療は行いませんのでご予約は必要ありません。
気軽に立ち寄っていただければと思います。

また、新しいクリニックの内覧も行いますので、矯正相談はせずに見学のみの御来院、歯科関係の方もお越し頂いてかまいません。

御来院頂いた方にはちょっとしたプレゼントもご用意しております。
御来院おまちしております。

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