昨日は月一回の院内ミーティングでした。
先月同様、ミーティングの最後に歯科衛生士による院内勉強会を行いました。
内容は「矯正装置の固定源による分類」。
矯正装置は固定源によって以下の3つに分けられます。
①顎内固定法を用いる装置(移動する歯と固定源を同じ顎内に求める矯正装置)
②顎間固定法を用いる装置(移動する歯や顎に対して、対顎の歯や顎に固定源を求める矯正装置)
③顎外固定法を用いる装置(上下顎以外の頸部や頭部に固定源を求める矯正装置)
今回のプレゼンテーションでは、特に③顎外固定法を用いる装置についての発表でした。
これに属する矯正装置としては、ヘッドギア(上顎大臼歯の固定あるいは遠心移動を目的とする装置)、チンキャップ(主に子供の下顎前突の治療に用いられる装置)、上顎前方牽引装置(上顎劣成長の成長期にある患者に対して、上顎部に整形力を加えることにより、上顎骨を前方に牽引する装置)などがあります。
これらの矯正装置について詳しくまとめてくれていました。
今回の担当は2年目の歯科衛生士。発表までに院長のチェックを何度も受け、2人の新卒歯科衛生士にもわかりやすく充実した内容にまとめていてくれていました。
もう準備を始めなくては、、、と来月発表担当の歯科衛生士。
発表の内容も自分で決めなくてはならないため、常に意識しながら日々の診療にあたり、自分の疑問点を見つけていかなくてはなりません。担当する歯科衛生士にとっては、準備段階からかなりプレッシャーのかかる仕事ではあると思いますが、スタッフ全員のモチベーション維持のため、知識の向上のために、とても有意義なことであると感じます。
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