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2018.06.26更新

こんにちは。トリートメントコーディネーターの茂木悠里です。

6歳頃に乳歯が抜け始めて永久歯への交換が始まりますが、永久歯への生えかわり時期に上の前歯の真ん中にすき間があること(正中離開)を心配され、矯正治療を早く始めた方がいいのか?と親御様からご相談をうけることがあります。

乳歯から永久歯への交換時期には正中離開がみられることがよくあり、多くの場合、側切歯(真ん中から2番目の歯)や犬歯(真ん中から3番目の歯)が生えてくると自然とすき間が閉じてきますので、あまり心配はいりません。

ただし、正中離開の原因として、中切歯の間に余分な歯が存在していたり(正中過剰埋伏歯)、上唇小帯が長く前歯の間にまで食い込んでいたり(上唇小帯付着位置異常)する場合には、それが邪魔して前歯にすき間ができている可能性があります。その場合は、過剰歯を抜歯したり、上唇小帯を切除したりするなどの処置が必要になることもあります。また、側切歯が生まれつきなかったり(先天欠如)、側切歯が通常より小さかったり(矮小歯)、ほかの永久歯が異常な方向へ生えていたり(異所萌出)することで、すき間ができてしまうこともあります。

早めの処置が必要な場合もありますので、お子さまのすきっぱがご心配であれば、一度早めに矯正専門医に相談してみましょう。

正中埋伏過剰歯

↑正中埋伏過剰歯

(参照:歯科衛生士のための矯正歯科治療/シエン社)

 

 

上唇小帯付着異常

↑上唇小帯付着位置異常

 

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投稿者: 医療法人社団愛悠会

2018.06.22更新

こんにちは。トリートメントコーディネーターの茂木悠里です。

ご自身の正面から見た顔は、普段、鏡や写真でご覧になる機会が多いので気にかけている方も多いと思いますが、横顔についてはどのくらい意識したことがあるでしょうか?日常生活で自分自身の横顔を見ることはあまりなくても、実は、他の人からは正面より横顔を見られている時間の方がはるかに長いのです。そうなると、人からどんな風に自分の横顔が見られているのか気になりますよね。

バランスの取れた美しい横顔を評価する基準の線として、横顔において鼻の頭とあごの先を結んだ「E-line(エステティックライン、イーライン)」というものがあります。このE-lineに対して口唇の位置がどこにあるか、つまり、口元がどのくらい出て見えるのか、もしくは、引っ込んで見えるのかを評価する方法が、歯科矯正治療の計画を立てる上で、横顔のバランスをみる一つの基準となっています。

この考えの提唱者であるアメリカの矯正医Dr.Robert Ricketts(ロバート・リケッツ)によると、美しい横顔はE-lineよりも2mm程度後ろに上下の口唇があるとされています。しかし、日本人は欧米人より鼻が低いので、一般的に、日本人の調和のとれた横顔は、E-lineに対して下唇が線上にあり、上唇が2~3mm後ろにあるといわれています。是非、ご自身の横顔を鏡でご覧になってみてください。E-lineに対して、ご自身の口元のバランスはいかがでしょうか?

口唇の位置は前歯の位置によって決まるため、口元が出ていると感じる場合、歯科矯正治療によって前歯の位置を下げることで口唇の突出感が改善されることがあります。

横顔の美しさは人によって感じ方が異なりますので、このE-lineによる評価が絶対ではありませんが、横顔のバランスが気になる場合は、一度矯正専門医院に相談にいってみるのも良いでしょう。

理想のE-ライン(日本人)理想のE-ライン(欧米人)

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投稿者: 医療法人社団愛悠会

2018.06.12更新

こんにちは。トリートメントコーディネーターの茂木悠里です。

市川市では、児童・生徒のむし歯の予防・早期発見・早期治療を目的に「市川市むし歯予防大会」が毎年開催されます。大会では、市内の各小・中学校で健歯(むし歯がなく、歯並びもよい歯)に選ばれた児童・生徒の表彰や、歯の大切さを伝える啓発ポスター・作文・図画の表彰をします。

第44回となる今年度大会は6月6日に行われ、当院院長も市川市歯科医師会の学校歯科委員のひとりとして参加しました。参加するのは4回目ですが、今年も皆さん素晴らしい歯をされていて、また、応募があった作品も歯科への意識の高さをうかがえるものばかりで感心したそうです。

診療所以外でも、こうした活動を通じて地域の歯科医療に携われるのは嬉しいことですね。

むし歯予防大会

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投稿者: 医療法人社団愛悠会

2018.06.09更新

こんにちは。院長の茂木和久です。

5月31日から6月2日までの3日間、シンガポールで開催されたインビザラインアジアパシフィックサミット(The 2018 Invisalign Asia Pacific Summit)に参加しました。日本のみならず、中国、韓国、オーストラリアなどAPAC各国のドクターが一堂に会し、会場は熱気に満ちていました。今回の参加者は2年前の前回大会をはるかに上回る1600名ほど。参加者の数を見ても、ここ数年でさらにインビザラインへの関心が高まっていることがうかがえます。

インビザラインアジアパシフィックサミット

会場となった「マリーナベイサンズ」。地上57階建て、高さ200mともあり、かなりの存在感です。近未来的な設計も目を引きます。

 

インビザラインアジアパシフィックサミット

今回のサミットのテーマは”Technology Moves Us.”

 

インビザラインアジアパシフィックサミット

研究、設備投資がかなり進んでいるようです。今年、中国には新しくアラインテクノロジー社のアライナー製造工場が設立され、今後、中国を拠点としてアジア地域ではさらにインビザラインの需要が高まっていくことでしょう。また、新しいシステムとして混合歯列期を対象とした「Invisalign first」が発表され、小児矯正への適応範囲も広がっていきそうです。

 

そして、前回大会に続き、今回もラウンドテーブルセッションに参加しました。ここでは1グループ7名程度に分かれて一人一症例ずつ発表し、グループディスカッションを行います。こうして、普段はなかなか会うことのできないドクターたちと意見交換ができるのも、このサミットの醍醐味です。

インビザラインを提供するアラインテクノロジー社を構えるアメリカでは、現在、歯科矯正治療の約6割がインビザラインで行われているそうです。これまでのマルチブラケットによる矯正治療から、マウスピースによる矯正治療へ時代の流れは動いています。

今回のサミットでも学ぶことが多くありましたので、今後の臨床に早速役立てていきたいと思います。

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投稿者: 医療法人社団愛悠会

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