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2018.05.08更新

こんにちは。トリートメントコーディネーターの茂木悠里です。

親知らずの抜歯というと、痛い・腫れると耳にすることが多く、できれば抜きたくないと思う方も多いのではないでしょうか。実は先月、私自身の親知らずの抜歯をしたのですが、終わってしまえばあっという間だったのものの、抜歯には多少なりとも勇気がいりました…。

では、実際にはどのような場合に親知らずの抜歯が必要なのでしょうか。

そもそも、親知らずは永久歯の中で最も奥、前歯から数えて8番目に生えてくる歯のことで、「第三大臼歯」「智歯」とも呼ばれ、一般的には10代後半から20代前半に生えてきます。ただし、全ての人が上下左右4本とも生え揃うわけではなく、生まれつき本数が少ない方や、親知らずが1本もない方もいたり、骨の中に埋もれたまま生えてこない方もいたりします。

親知らずがまっすぐ生えて上下でしっかり咬み合い、歯として機能している場合や、骨の中に埋もれたままでも特に悪さをしていない場合は、親知らずを抜く必要はありません。

しかし、下記のような場合には、親知らずの抜歯を検討した方がよいでしょう。

① 腫れや痛みを引き起こしている
親知らずが歯ぐきから完全に出きらずに生えているような場合は、歯と歯ぐきの間に汚れや細菌が溜まりやすい状態になり、炎症を引き起こすことがあります(智歯周囲炎)。

② 修復困難なむし歯になっている
親知らずは歯みがきが行き届きにくく、むし歯になりやすくなります。修復困難なむし歯になってしまった親知らずは、むし歯処置をするより抜歯した方がいい場合もあります。

③ 隣接歯に悪影響を及ぼしている
親知らずと隣接歯とのすき間も汚れや細菌が溜まりやすくなり、隣接歯のむし歯・歯周病のリスクも高くなります。また、親知らずがあることで隣接歯のむし歯処置の妨げになることもあります。親知らずが隣接歯の歯根に向かって生えている場合は、隣接歯の歯根の一部を溶かしてしまうこともあります(歯根吸収)。

④ 上下片側のみ生えていて、頬の内側を噛んでしまっている
生えてきた親知らずに咬み合う歯がない場合、親知らずが頬の内側を噛んでしまい、その部分が炎症を起こしたり、口内炎ができやすくなったりしてしまいます。

⑤ 不正咬合を引き起こしている
親知らずが隣接歯を押すように生えている場合、歯の位置や咬み合わせのずれを引き起こすことがあります。また、矯正治療を行うに際して、歯を並べるスペースを作るために親知らずを抜歯することもあります。

痛みや腫れの症状が出ていればご自身でも親知らずの異変に気づくきっかけになると思いますが、目に見える問題がなければ、なかなかご自身では気づけないことも多いと思います。親知らずに関して心配であれば、一度歯科医院に相談してみるのもよいでしょう。

親知らず

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投稿者: 医療法人社団愛悠会

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