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2014.07.16更新

 

乳犬歯が抜けたのに、永久歯の犬歯が生えてこないという事がしばしばあります。

犬歯の萌出を妨げる原因には①萌出スペース不足②歯胚の位置異常③萌出方向の異常④歯牙腫の存在⑤乳犬歯の晩期残存などなど様々考えられます。

①萌出スペース不足などで正常な歯列弓上に萌出できなくても、頬側からなど生えてきてくれれば矯正治療単独で治療する事が可能ですが、②歯胚の位置異常③萌出方向の異常などで、生えてこないままの歯をそのままにしておくと歯列不正の原因となるばかりではなく、隣在歯の歯根を吸収してしまう事があります。
そのような場合には、歯茎を切開して、引っ張りだしてあげる事が必要になります。

歯の生え変わりがちょっとおかしいぞと感じていらっしゃいましたら、矯正歯科の早めの受診をお勧めします。

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投稿者: 医療法人社団愛悠会

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